屋根部屋のプリンス(皇太子)
原題は「옥탑방 왕세자」(オクタッパン ワンセジャ)<2012年>
JYJパク・ユチョン(元東方神起)主演のラブコメディドラマで、ヒロインはハン・ジミン。
私の大好きな韓国ドラマの一つです!
ユチョンはまあ色々ありましたが…笑 また活動初めて頑張ってるし、私は応援していますよ。
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登場人物
このドラマはタイムスリップのお話。
※BS-TBSから画像お借りしました。
朝鮮時代(前世) | 現代 | 俳優 |
イ・ガク(世子様) | ヨン・テヨン | パク・ユチョン |
プヨン(嬪宮の妹) | パク・ハ | ハン・ジミン |
ファヨン(嬪宮) | ホン・セナ | チョン・ユミ |
ム・チャングン(世子の異母兄弟) | ヨン・テム | イ・テソン |
それぞれが生まれ変わりとして現代と300年前(朝鮮時代)で2人ずつ出てくるので、頭を整理する必要があります。
現代と300年前で見た目も全く同じという設定です。
現代と300年前で名前は違いますが、それぞれの関係性もとても似通っています。
あらすじと見どころ
物語のほとんどは現代が舞台となりますが、1話目は現代と300年前の場面が数回変わります。
300年前、世子様(ユチョン)の奥さんである嬪宮(チョン・ユミ)が死体で発見されるところから物語はスタートします。 *世子:セジャ *嬪宮:ピングン
なぜ嬪宮が死ななければならなかったのか?誰かに殺されたのか?
何があったのかを探るために世子様はチームを組んで調査を始めます。
その調査を行ってる最中に現代へタイムスリップしてしまうのです。
タイムスリップした先はパク・ハ(ハン・ジミン)の家・屋根部屋でした。
パク・ハは300年前では嬪宮の妹プヨンにあたります。
突然現代にタイムスリップして、初めはワケがわからない世子様御一行。
パク・ハも初めは訳が分からず追い出しますが、結局朝鮮時代から来たということを信じ現代で暮らせるようにお世話をするのです。
初めはケンカばかりだった世子様とパク・ハですが、だんだん仲良くなっていきます。
そして世子様は現代で嬪宮(の生まれ変わり)の姿をみかけるのです。
世子様は「調査の最中でタイムスリップしたこと」「現代で嬪宮を見かけたこと」から「嬪宮に何があったかを解明するためにここに来た」と考えるようになります。
そして、現代で300年前の事件の真相を探り始めます。
そして色んな事実がわかってきて、現代で恋にも落ちていくのです。
- 嬪宮事件の真相は何だったのか?
- 世子様の運命の相手は誰なのか?恋の行方は?
- 現代へタイムスリップした世子様はどうなってしまうのか?300年前に帰るのか?
が見どころになります!!
感想(ネタバレなし)
※本質的なネタバレはありませんが、まっさらな気持ちで見たい方はここからは読まずに見ることをオススメします!
1話目は少し頭が混乱すると思いますが、全ての根源となるだいじな部分です!
スタートはコメディの割に暗いという印象を持たれるかもしれません。
でも2話目から可笑しくて可笑しくて!300年前からタイムスリップしてきた世子様御一行が現代で奮闘する姿が本当に笑えます。
タイムスリップして時代のギャップに混乱するのって、実際にはありえないからこそおもしろいですよね。
最初の数話はユチョンのカツラ姿が拝めますよ(笑)
変なロン毛ハーフアップ(もしくはポニーテール)の髪型なのに現代の登場人物が誰も何も突っ込まないところがまたツボでした。
ユチョンの顔芸?表情も本当に笑えます。
そしてただおもしろいだけじゃなくて、本質となる物語や恋愛の部分はとても切ないです。
最後の方は泣いて泣いて涙がとまりませんでした。特に私は時代を超えてとかそういう系に弱くて…。
あとやはり韓国ドラマならではの悪役がほんとうにイラつかせてくれます!(笑)
世子様は嬪宮を初めから愛してる様子だけど、見てる側としては最初から本当に嫌なやつなんですよ。
最近は悪役がいなかったりそこまでひどくない韓国ドラマが増えた気がするけど、これはなかなかの悪役っぷりでしたね。
でもさすが、世子様。上に立つ人なだけあって冷静に物事を見極めて真実を暴いていきます。
最終回の納得度(スッキリ度)は、85%くらいでしょうか。
私は見えない背景とか深く考えるタイプなので、色々考えると少しスッキリしない部分もあるなーと思います。
ですが、見るかどうか迷ってる方には迷わず「みてください!」と言いたいドラマです。
ネタバレ感想
ここからは最終回までのネタバレでの感想です!
私はとにかく世子様が朝鮮時代に帰ってしまったことが悲しくてたまりませんでした…。
現代から消えてしまう瞬間がせつなくてパクハと一緒にたくさん泣きました。
しかもパク・ハはテヨンとまた会うことができて、これから恋愛するかもしれないけどプヨンはもう亡くなってるし世子様はこれから一人で生きていくの?などと色んな心配が。
パク・ハは世子様と結婚したけどその一緒に過ごした記憶をもったまま、テヨンとこれから過ごしていくんですよね。
テヨンは世子様のことを知らないだろうし、細かく考えると少しモヤっとしてしまいます。
世子様は朝鮮時代に結ばれなかったプヨン(パクハ)と結ばれるために現代に来たってことですよね。
パク・ハが世子様といい恋愛ができたこと・ただ離れ離れになるんじゃなくてパク・ハがテヨンと再会できたことは本当によかったと思います!
300年前結ばれなかったセジャとプヨンの愛が無事(形は不思議だけど)実ったこともすごく感動しました。
最後のプヨンの手紙が泣けて泣けて。「何百年先もお慕いします」って…。うう…。その想いがかなってよかった。
世子様がパクハに送った手紙にも感動したし、世子様が嬪宮の死の真相も無事に解き明かせたこともスッキリしました。
最後にテヨンとパクパが出会う場面も意味深すぎます。
テヨン「遅いですよ、ずっと待ってたのに」←世子様が300年前から待ってたということ?だからテヨンはパクパに一目ぼれした??
パクハ「どこにいたの?私はずっとここにいたのに」←逆に世子様が帰ってから300年私はここにいましたよ的な?
深すぎます。作った人天才だなー。
個人的にはテヨンが意識を失ってる間に何かが起こって世子様の記憶を受け継いだと思いたいです!