語学堂1学期目が始まって1ヶ月が経ち、中間試験が終わりました。今回は評価の仕組みや試験内容について紹介します。(1級です)
評価の仕組み
テストの結果と普段の授業内容で評価されます。テスト80%、授業内容20%の割合です。総合で70点以上でないと2級で進級できないそうです。
次の学期もいる人はまた1級をやらないといけなくなります。
授業の評価は具体的に、日々の「宿題」「単語テスト」「復習テスト」「出席率」です。テストだけがんばってもダメってことですね。
テスト内容はWriting、Reading、Hearing、Speakingなどなど。期末試験じゃなくて中間の時点でも決めてしまうって結構厳しいなと思いました。(チャンスは何かしら与えられるみたいですが)
テストの配点は以下の通り。
- Speaking:生活ロールプレイング(15)、1分スピーキング(15)、会話試験(70)
- Listening:(100)
- Reading:音読試験(10)、筆記(90)
- Writing:筆記(90)、作文試験(10)
中間試験内容
教科書1冊目が終わったところで中間試験がありました。学期が始まってちょうど1か月後のころです。試験内容もりだくさん!
普段の授業は緩めだけどテストのときはちゃんとしていて、携帯没収、会話禁止、会話テスト待機室では全員終わるまでトイレも禁止でした。(守らない人も多かったけど…)
待機室の監督生がたまたま私のルームメイト(韓国人の大学生)だったんですが、何回言ってもしゃべるわタバコ吸いに脱走するわで大変そうでした^^;
日本人はやっぱり真面目だなあと思う。
1分スピーキング
お題は「友達の紹介」を10文章です。文章は事前に作成し、先生に内容をチェックしてもらっているので覚えて話すだけです。
これは教室でクラス全員が見ている前でやります。
サウジアラビアの方(男)が、手に書いたカンペを堂々と見てて、みんなケラケラ笑ってるのに先生は下をみて一切顔を上げないので気付かず「よくできました!」って(笑)
みんないつもその人の韓国語の喋り方で笑ってるから、また喋り方で笑ってるって思ったのかな。
作文試験
お題は当日発表されるまでわかりません。私は授業でよくやった「自己紹介」「友達紹介」「家族紹介」「故郷紹介」どれかだろうと思って準備してたら全部ハズレ。
お題は「先生の紹介を10文章書きなさい」でした。愕然。先生は2人いるから好きな方を書きなさいと。
先生の紹介文は今まで書いたことがありませんでした。しかも何が難しいって、「先生」は最上級の敬語を使わないといけない対象なんです。
苦手分野だから、大変でした。でも普通の敬語で書くと減点されるだろうと思ってがんばりました…
しかも先生のことそこまでよく知らないから10個もネタを絞りだすのがむずかしかった。宿題のノートにちょこちょこ書いてくれてた「先生も日本食が好きです!」とか「先生も漢江が好きで、○○駅が桜がキレイだよ」の小ネタを必死に思い出しました
ちゃんと読んでてよかった(T T)翌日先生に「よくできてたよ」と言われてホッ。
音読試験
Readingの授業でやった教科書の範囲の中で、1ページ音読する試験です。これも教室でみんなの前でやります。
どのページを読むかはくじ引き式で、引いた紙に文章が書いてあるのでそれを読みます。
音読もめっちゃむずかしい!!文書は教科書そのままなんだけど…
発音を気にしないんだったらある程度スラスラいけるかもしれないけどそれじゃ意味ないし…しかもみんな見てる前だと練習通りには行かず。
ちょっと詰まったりしたから結果が心配です。
会話試験(インタビュー)
これは先生と1:1でやります。先生が質問をしてそれに答えます。5分~10分くらい。
自己紹介、家族紹介、これはなんですか?カバンの中には何がある?試験終わったらどこに行く?今日水曜日でしょ?いつも何時から何時まで勉強する?いつも何時に起きる?などなどの質問に答えていきます。
ちゃんと質問の意図通りに答えれているかと、文法が正しくできてるかをチェックされてたと思います。
順番はくじ引きだけど、私は朝の1番だったから緊張しました!いつもよりちょっと早めに起きて、糖分をしっかり摂りました。
終わってみれば、待ち時間ずっとドキドキするよりもさっさと終わってよかったかも。
ライティング,リスニング,リーディング
それぞれ1時間ずつです。(リスニングがちょっと短かった)
練習問題よりもかなり簡単でした。リーディングは半分以上教科書そのままだったし。
テストの途中先生が5分くらいいなくなった時間があって、案の定不真面目な子たちが答え合わせをしたり回答をのぞき込んできたり…コイツら…
国柄?若いから?普段もよくカンニングしてるけど、本番までやるとは。
でもいなくなる先生も悪いと思って、悩んだあげく先生に話したら「ごめんね、ちゃんといるようにするね」と言ってくれました。
生活ロールプレイング
生徒同士がペアになってロールプレイングをやるテストです。今回のお題は「食堂」でした。
これは事前にお題と例文を授業でやって、それにそってペアの子と内容を考えます。そして先生にチェックしてもらったものを、覚えてみんなの前で発表します。
私のペア(モロッコ人)が韓国語苦手な子で、しかもテスト前に風邪を引いて当日まで練習できず。テスト1日目は欠席してたし、2日目も来ないかもと思ってたら来てくれました。
原稿は渡していたから自分で練習してくれてるかな~と思ってたらしかし…当日休み時間に練習しようといったら自分のパートをノートに書き始めたっ!
読み方も確認されたからほぼ初見だな。やばいと思ったけど、空き時間に何回も練習したらちゃんと本番までに覚えてくれました!すごい!
クラスでは席も遠くてあんまり話したことなかったけど、これを機に少し仲良くなれてよかった^^
以上、評価方法と試験内容の紹介でした。
テストなんて、10年以上ぶりでとても新鮮な感覚でした。まだまだ先は長いのでがんばります^^