韓国語

これ1つあれば文法はばっちり!おすすめテキスト「実用韓国語文法」

韓国語の文法を勉強したい方へおすすめのテキストをご紹介いたします!

こちらの「実用韓国語文法

初級(TOPIK1~2級)、中級 (TOPIK3~4級) 、上級 (TOPIK5~6級) の3種類

私は語学堂を2級まで通った後、この本で独学しています^^

語学堂の教科書もいいのですが、シンプルで先生が説明する内容や補足・注意事項などはあまり詳しく書かれていませんでした。ですがこの本は先生が説明するような細かい部分まで全部書いてくれているんです。

この本があれば先生なしでもいいかもな~って思うくらいです(笑)

”文法を細かく気にする日本人にとっては最適な参考書”と名付けたい。しかも、自分でノートをまとめる必要が一切ないくらい何でもキレイに細かくまとめられているんです。

私は韓国で購入したのですが、日本語版以外にも英語版も販売されています。とても有名な本で、私は韓国人の方にこれがいいよとオススメしてもらいました。

文法ごとにページが構成されているのですが、このような流れで勉強していきます。

導入(例文)

文法を知ろう

もっと知ろう

比較してみよう

対話を作ってみよう

練習してみよう

確認しよう

これだけ見てもなんのこっちゃなので中級本を例に詳しく紹介していきます!

導入(例文)

ここでは、タイトルで勉強する文法とその下の例文をさらっと確認しましょう。

ぜひ声にだして読んでみてください。CDの番号も確認することができますので、発音が不安な場合はCDも聞いてみてください。

文法を知ろう

文法の解説と活用表です。個人的にこの活用表がめちゃめちゃありがたい!!!

文法によって活用のルールが違うので、なかなか覚えられなかったりわからなくなったりしてしまうんですよね。動詞のとき/形容詞のときはどうするんだっけ?過去形で使ってもいいんだっけ?とか…

私もそうですが、日本人はこれ正しく把握したい方多いんじゃないでしょうか?

この部分を見れば一発ですよ!(笑)語学堂のときは先生が黒板に書いたものを一生懸命ノートにとっていた部分ですが、この本があればもう大丈夫。(?)

ネットでもなかなか出ずに苦労することもあるのですが、この本を見れば全部確認できちゃいます。

もっと知ろう

「 文法を知ろう 」の項目では基本的な説明がありましたが、ここではさらに詳しいルールなどが確認できます。「こういうニュアンスでは使えません」とか「○○な場合は・・・」など細かい部分の説明です。

この部分は一般の韓国の方には説明がむずかしい部分なのではと思います。ネイティブの方に文法を質問すると「この文章何か変だけど何がダメなのかわからない」みたいなことって結構あるんですよね。

そんな微妙な部分を言葉ではっきりと説明してくれるコーナーです。これもありがたい。

比較してみよう

似たような文法ってたくさんあると思うんですが、その違いを説明してくれます。これもありがたい。

似た意味の文法の使い分けも韓国語を勉強する上で難関ポイントですよね。ややこしい意味の違いや使い方の違いもこのようにわかりやすく解説してくれます。

表で見やすくまとめてくれるので、見返す際も分かりやすいです。

対話を作ってみよう

実際に文法を使って対話例文を作ってみる練習のコーナーです。こういうの語学堂でも2人1組で練習させれてました!

文法って意味を知ってても実際に会話として使う練習をしないと、なかなか日常で使えないんですよね。独学だと一人で一から文章を作るのもむずかしいですが、このようにお題があれば練習しやすいと思います。

テキストの後ろのページで答えは確認できますし、CDでも聞くことができます。(CD番号は右上に載ってます)

ここは日本語訳が載っていないのですが、単語は抜粋して載せられています。

練習してみよう

最後に練習問題です。問題を解いてみてこそ自分がどこまで理解しているかわかるし、練習にもなるし私は練習問題がついてる参考書が好きです。

1つの文法ごとに仕上げとしてこの練習問題がついています。

確認しよう(章の振り返り)

また練習問題ですが、こちらは文法ごとではなく章の総合復習です。

大体5つくらいの文法が1つの章にまとめられているのですが、その5つの文法がごっちゃになって出題されます。章はたとえば「推測」や「理由」など似た意味・使い方の文法でまとめられているので、それが混ぜて出題されるとかなりむずかしいです。

文法ごとの使い分けの練習ともいえるでしょう。TOPIK形式で作成されているため試験対策にもなります。


以上、中身のご紹介でした。文法はこの本さえマスターすれば完璧ではないかと思っています。

ただ単語の勉強にはあまりなりませんので、この本プラス何か別のもので単語も勉強するのが良いのではないでしょうか。参考書選びでお悩みの方はぜひ一度使ってみてください。