韓国語

韓国人がよく使う「너무(ノム)」知らなかった正しい使い方!

「너무(ノム)」の意味

「너무(ノム)」とは「とても、めっちゃ、~すぎる、あまりにも」の意味で使う言葉です。

韓国人が使うのをよく耳にしていました。めっちゃかわいい~、かわいすぎる~みたいな感じで!

先生「悪い言葉にしか使ったらダメです」

授業でこの言葉が出てきたときのことです。

先生「この言葉は悪い意味の言葉にしか使ってはいけませんよ~!かわいいとかキレイとか面白いとかいい言葉には付けたらダメですよ~」

えぇ~ウソでしょ~!!今まで聞いていたのはなんだったのか??

先生「でも話すときは使っても大丈夫です」

パニックになっているところで先生から補足がありました。

先生「韓国人はいい言葉のときにもノムをよく使います。みなさんも使って大丈夫です。

??

先生「でも試験の時はダメです!試験の時には悪い言葉にしか使ったらダメですよ~!」

なるほど。本来の意味と現代人が使ってる意味が変わってしまってるということですね。全然知りませんでした。

韓国人はこのことを知っているのだろうか??

トウミ(韓国人大学生のヘルパーさん)に聞いてみました。

「本当は悪い言葉にしか使えないって韓国人はみんな知ってるの?」

トウミ「元々意味を知らない人が多すぎて誤用しまくったから、それが定着してしまったんです。私の周りにも知らない人多いし、若い人が結構使う言葉です。」

ふむふむ。日本でもあるあるですよね~。

日本でいうと例えば…ヤバイが本来悪い意味だけど、今はいい言葉でも使いますよね、そんな感じかな。

主語なしで「ヤバイ!」て言われると「なにがどうしたっ!?」てなります。

※ちなみに韓国語でヤバイは「テバッ」とか「チョロ~」です。

他にも日本語で本来の意味と違う使われてる言葉結構ありますよね。

例えば「爆笑」本来複数人が笑うときにしか使えない言葉だけど、今は1人のときでも使うことが多いですよね。

あとことわざの「情けは人の為ならず」情けをかけるのはその人のためにならないよー!という意味で使ってしまうことがあります。

本来の意味は「人にかけた情けは巡り巡って自分に返ってくるよ」という意味ですね。人に優しくするとそれは自分に戻ってくるから、人のためではなくて自分のためだよということですね。

めっちゃいい言葉で好きなので、正しい意味が広まってほしいなーと思います。

結論

「너무(ノム)」は本来悪い意味にしか使えないけど、現代では何に使ってもOK!という結論でございます。

普段使えそうな簡単な例文を載せますので、ぜひ使ってみてくださいね^^

  • 너무 예뻐~!(ノムイェッポ~!)「めっちゃキレイ(かわいい)~!」※見た目がキレイなとき
  • 너무 귀여워~!(ノムキヨウォ~!)「めっちゃかわいい~!」※愛嬌があってかわいい
  • 너무 멋있어!(ノムモシッソ!) 「かっこよすぎる!」
  • 너무 맛있어!(ノムマシッソ!)「激ウマ!」

こんな感じで使えます^^

※こういう使い方は口語であって丁寧な言葉ではありませんので、親しい友達だけに使うようにしてくださいね~!「とても重い」とか悪い意味で使う場合は教科書にも載っていたので問題ないと思われます!

 

以上です^^

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